送別会があって、ちょっと思ったこと。
フットサルに行くときは、いつもこの建物を右目に見ながら、
もっと先にあるコートに向けて、土のグラウンドを横切っていきます。
ここで働き始めた頃から、忙しい中でも、やっぱやりたいよね、ってことで、できる限りこのグラウンドを横切ってコートに向かったなあ、と。
そして、さんざんカラダを動かした後に、またオフィスに戻って(時には徹夜をしたり・・)、時には飲んだりしたものでした。留学や出向に行く人、祖国に帰る外国人がいたら壮行会をやったり、新人がきたら歓迎会をやったり。小さなつながり。
仕事始めた当初、そこは「生き馬の目を抜く」と揶揄される世界でもあったし、それなりに厳しかった。いろいろとnikkeiに出てくる取引の舞台裏的なところの黒子的な仕事であってそれなりにミーハーなココロ的にも刺激的な仕事だったり、知的に純粋にチャレンジングなものもかなりあったし、背筋が凍る思いで責任のある仕事をさせてもらった(させられた?)ような経験もしてきた気もする。
でも、今振り返ると、そういったことも大切かもだけど、フットサルやバスケとかで確認する小さなつながり。意外にいいな、と思う。別にお互いが「仲いい」と思っているわけでもないし、単にスポーツやろうぜ、という人たちがわらわらと集まったあつまり。でも、こうやって後輩や先輩とわいわいやっていると、ドライじゃないところに自分がいることを改めて気づくことができるし。職場(の少なくとも僕の周り)には、多彩な個性派が勢ぞろいしていて、なかなかエッジが効いている。ジブンがみとめられる人がいて、その中で小さなつながりをもっているって、それなりに悪くないんじゃないか、なんて思ってしまいます。そして、どこかで働くってことは、やる仕事もしかりだけど、こういったソフトな要素がすっごく以上に絡んでくるのだなあ、と。
送別会のわいわいがやがやから抜けて、ちょっとほろ酔いの帰り道に感じたこと。