人気ブログランキング | 話題のタグを見る

勝負に勝つチカラ



ずいぶんと大上段の抽象論なのは重々承知です(笑)。

でも、「格差社会」と呼ばれ、あらゆるところで競争があるし、知らない間にそういった競争のレールの上に載せられて、気づいたら闘っているような人も多いのではないでしょうか。だからといって、負けたら困るから闘うことをなかなかやめられない、こうやって膨大なエネルギーを使っているようなことも結構あるかな、と思ったので、雑感をまとめてみました。

●なぜ勝ちたいのか?

単純です。勝つことは楽しいし、気持ちいい。
欲望も満たされます。僕も勝つのは好きです。少なくとも悪い気はしない。

ひょっとすると、人間って、生物学的に、ドミナントである状態で
快楽を感じるように設計されているのかもしれません(*1)

(*1)そうやって、勝つことに快楽というご褒美があると、よりドミナントであるように行動し、その結果、生存するというメカニズムかも知れません。まったく根拠はありませんがw


●自分へのヒトコト

・そのフィールドで勝つことで本当に快楽が得られるのか?そこへのイメージが足りないと、コミットメントで他の人に負けてしまう。逆に、そんなコミットメントができないうような場所で勝負をしているのであれば、それはそれで要注意

勝負をするとしても、スポーツと違ってフィールドは選べる。いわば会社がドメイン(事業領域)を確定するかのように、主体的に勝負の場を設定しなくては。

・勝負自体を楽しんでいるか?長いゲーム、心持ちの違いは大きな差を生む。まして、人生っている勝負(ゲーム!?)のプロセス自体を楽しんでいない場合、人生のほとんどを楽しんでないことになる。だって、一回勝っても、次の瞬間から次の勝負のレースは始まっているのだから。

・最終的な勝ち負けは、どれだけ楽しんだか、どれだけ快楽を得たかできまる。その意味で、必ずしも点数の高い方が勝ちとは限らない。

・勝負の目的が生存であれば、勝つ必要がある。でも、生存できている以上、勝負の目的は快楽にある。そうすると、勝負をしなくても快楽を得られるか、という点も踏まえ、自分は勝負をするという選択をしている、という自分のポジションに自覚的であるべき。

・本当にその勝ちをとりにいくだけの犠牲を払いたいか?勝ったときにたどり着けると思った場所は、たどり着いてみると全然違うこともある。注意注意

うーん、たぶん勝負に勝つチカラのヒントはこのなかに隠れているはず(##;)

(おしまい)
by sipoftip | 2008-01-10 02:03 | 雑感


<< お互いにすごく好きだけど、本質... 夫が夕食を作る家庭~アメリカの... >>