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細胞マネージメントとストライキ-1月10日-

細胞って正直だと思う。

やらなきゃいけないと思っていても細胞がやる気を出してくれないと仕事も何でも全然進まない。頭では理解していても、細胞が生理的に受け付けないと言っているものは受け付けない。

逆に、細胞が元気なときには色々なことができる。

その意味で細胞は体の構成要素に過ぎないけれど、逆に細胞の方がイニシアティブを持っているみたい。

実際に経営者の方がエライ地位にあるとされつつも、やはり従業員に気持ちよく働いてもらわないと何もできないというジレンマと似たようなものなのだろうか。




じゃあ、どうやって細胞に刺激を与えて活性化するか?



僕の場合、面白い(かつシリアス系)のマンガを読むと、細胞レベルで奮い立って頑張ることが
できるのだ。不思議な現象。その意味でマンガは僕にとってメンタルな食べ物のような存在かもしれない。



さて、年始はめちゃくちゃに忙しかったー。10時ー10時半までには出勤しているのに、初日から4時、3時、4時、7時という帰宅時間(・・;)

まー、業界的にはしばしば起こる突発事故みたいなもんだけど、不景気の最中、意図に反してまったく逆の方向に流されてしまった・・・・・(・・)

たまに、「そんなに働けますねー、集中力続くんですか?」とか聞かれるけど、もちろんアップダウンはあるし、実は15分位は昼寝とかしている。組織体としてはゆるい感じの体質(但し、結果に対しては当然ゆるくない。)が、長時間労働によるストレスをいくばくか軽減しているのかなー。

あと、自分が今やっていることがサービスのコアバリューを形成しているなー、失敗したりここでクオリティが下がったら取り返しがつかないなー、という責任の重さに対する緊張感と恐怖。そして、これまだ誰も検討したことがなさそうだなー、これがやったら今よりもうちょっと世界が違った視点で理解できるようになるかなー、とか、そのタスクが知的にチャレンジングであること。これらがあって初めて相当のモチベーションを持って働けるような気がする。


逆に、ほんの少しの労働時間であっても知的に面白くない仕事とか、あまり意義を感じられないと(細胞が)判断した仕事については、頼んでもなかなか細胞は頑張ってくれない。でも、多少きつくても、その仕事が自分にとって魅力的な経験になりそうだったり、新しい世界へのドアを開いてくれそうなものだったり、まだ誰もやったことがないような性質のものだったりすると、細胞はかなり頑張ってくれる。ちなみに、ヴィジョンがないと細胞はまったく僕に協力してくれない。結構要求が厳しいのだ。僕の細胞マネジメントスキルが足りないのか。
なんか、ぐーたらなようでわがままな奴らだ。飼い主に似たのか(・・;)。

でも、今週は細胞に頑張ってもらいすぎたので今日はストライキされた。うーん、色々やりたいことはあるんだけど、とりあえず、ビールでも飲みながら映画でも見るか、先日、自分の誕生日プレゼントに買った(笑)澤野工房のジャズでも聞くことにしようかな、と(++)

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# by sipoftip | 2009-01-10 22:44 | 雑感

ちょっとしたバックパック気分ー1月5日ー






あまり人気のないビルの2階にあるネパール料理屋

「maya Nouvelle Nepail kitchen」、英語とフランス語が混じってるじゃん、とか思うと、日本語がぺらぺらな店員さんが扉を開けて、一人で立っていた僕を招き入れた。

一瞬躊躇したけど、まっいっかー、と店に入るとそこはまるで別世界のよう。がやがやしているのだ。みんなで新年を祝っているのだろうか。チベット人のグループとネパール人と思しきグループが大きなテーブルを占拠して、わいわいとやっている。

なんとなく雑然としている。お洒落な人はいない。まるで東南アジアにバックパック旅行をして、
地元の人たちが行くレストランに迷い込んだ気分だ。

店内に入った瞬間、一瞬みんなの視線がちらちらと僕に向けられているのに気付いた。
日本人が珍しかったのか、風貌が日本人ぽくないから同じ人種と思ったか、それは定かではないけれど(・・;)。

気分はまるで旅行者だ。ちょっとした非日常を地元の目黒で味わう、これはある種の贅沢かな。

改めて周りを見回し、ふとい気付く。周りでわいわいやっているネパール人やインド人がこうやって集まる社会と僕の日常は接点がないよなー、と。

同じ社会に生きているのに、まるで違う世界に住んでいるようだ。どちらかというと彼らの方が少しアンダーグラウンド?。あまり裕福な人は多くないかもしれない。でも、とても楽しそう。底抜けに活き活きしていた。異郷の地で心を許せる数少ない場所だからだろうか。当たり前だけど、一つの社会に生きていると思っていても、あくまで自分が見ているのは平面。自分が見ている社会や世界ってのは、一つの切り口に過ぎない。そんな当たり前のことも、日々のルティーンの鎖の中にいると気付かなくなってしまう。自分が思った平面が実は奥深い立体であることをちょっぴり実感。

自分の切り口と違った切り口を見たときに、ちょっとだけ世界がいつもよりダイナミックに見える。

そんな瞬間が好きだ。

会計のとき、お兄さんに言ってみた。昔、ネパール行ったことありますよ、カトマンズとポカラとチトワン。すごい良かったです。お兄さんは微笑んだ。

入り口の「maya Nouvelle Nepail kitchen」は相変わらず英語とフランス語の混じったあべこべな表示だったけれど、その店内の雑踏の余韻を感じつつ、また、いつもの都会へと戻っていった、そんな日曜の夜(・・)





http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13025150/


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# by sipoftip | 2009-01-06 04:49 | 雑感

感覚を研ぎ澄ます-1月4日-




感覚を研ぎ澄ます、これが今年のテーマ。



これは随分去年から意識してきたけれど、引き続き今年も意識しようと思う。5歳児じゃーないけれど、次から次へと色々なことに興味が沸き、目移りしてしまうことが多い。仕事でも次から次へと降ってくるし、目の前に溢れる情報の処理・消化に終始してしまいがち。時として近視眼的になってしまう。



でも、目の前に起こる偶然を楽しむスタンスはとっても好きだから外界をシャットダウンっていうのもつまらない。忙しいなー、と思っても旅行に行ったり、異業種の方と会ったり、自分のComfort Zoneにいるとちょっと億劫になりがちなことも、外に出てやってみると、収穫は思いの外に大きかったりする。そんな冷たいプールに飛び込むときは「さぶ!」って思い、ちょっと嫌だけど、入ってしまうとめちゃくちゃ楽しい!みたいな感じは忘れたくないな、と思う。



じゃー、どうするか?

やはり自分の軸を持つことかな、と思う。
マクロには自分の軸がしっかりしているつもり。だから、大きなところではあまりぶれないと思うのだけど、それを日々のミクロな瞬間瞬間にどうやってちゃんと落とし込めるかなー。逆に日々感じ取ることを自分の大きな軸にフィードバックし続けることも大切だろう。
そのためにも軸をしっかりして、感覚を研ぎ澄ますことが重要かな。



どうやって感覚を研ぎ澄ますかって?

それ難しいけれど、それが自分にとってどの程度大切かは、自分の死に照らしてどのくらい重要かということに尽きると思う。スティーブジョブズのスピーチでもあったけど「僕は毎朝、鏡の前の自分に問いかける。もし自分が明日死ぬとしても、今日自分がやろうとしていることと同じことをやるだろうか、と。もし答えがNOという日が続くようなら、何かを変えなければならない。」。ちょっと自分の軸に自信がなくなったときや自分の状態を診断するためにこの質問を使っている。というか、使わずにはいられないといったところだろうか。

最近、ぶれないなー、と感じたことが一つ。それは、人の心を打つ瞬間に触れられる仕事がしたいな、と。そういったことに自分がすごく価値を置くことに気づいた今日この頃。

こういった軸を見据えて限られた自分のリソースをどうやってうまくマネージできるかな、といった思いを込めて感覚を研ぎ澄ませたいですね。




さらにもう一歩。

「感覚を研ぎ澄ます」というとシャープな感じだけど、そんな静的なものではなくて、もう少しダイナミックに捉えてみたい。ドライブ(原動力=Driving Forceみたいな感じかな)って先天的な能力とかに比べて全然重要じゃん、特に年齢を重ねるごとにその傾向は顕著だと思う。自分の研ぎ澄ませた軸がないと、ドライブもモチベーションもあまり沸かないかなー。少なくとも僕はそういったステージではないし、それは嫌だな、と。




じゃあ、何がドライブするのかって?

これは一定のビジョンに向かいたい!って思う情熱と、現状への危機感!みたいなものなんじゃないかと。これはきっと言葉ではうまくあらわせないほどのどろどろとしたもので、そういったものに意識を強く向けたいな、と。このどろどろとしたものこそが、感覚を形成し、自分の軸を燃え立たせているんじゃないかと思う。



きっと、今年も色々な情報に囲まれ、様々な思惑の中で生きることと思うけれど、その中でふと自分を忘れそうになったらこのエントリを読み返そうかな、と。


さて、今年もよろしくお願いしまーす!




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# by sipoftip | 2009-01-05 00:24 | 雑感

都会の蜃気楼とブルーダイヤモンド-12月28日-



先日、夜になり眩しくなくなったのでブラインドを上げたところ、また蜃気楼が見えた♪

世界糖尿病デーか!と思い、せっせとウィキペディアで糖尿病についてオベンキョしたのだが、
実は糖尿病デーとは関係なく、東京タワー50周年記念のライトアップ、「ダイヤモンドヴェール」ってやつらしい。

とはいえ、糖尿病の説明を読んで少し衝撃だったのが、糖尿病患者の増加率はアフリカ地区が一番高く、2030年までにはアフリカ地区が最多になっているみたい。主な原因の一つとして「食事の西洋化」が指摘されていたけれど、経済発展の副作用という位置づけになるのでしょうか。

あまり健康情報へのアクセスがないままに「食の西洋化」が進み問題が深刻化しているのなら、それは例えば「十分にタバコの危険が告知されていたけれど自らの喫煙が原因で肺がんになってしまった人たち」よりも被害者的な側面が強いのかなー、と。

一度糖尿病になってしまうと、予防よりも遥かに社会的なコストがかかってしまうはずで、じゃあ、いかに効果的に予防線を張りましょうか、というところがWHOとアフリカ政府の勝負なのでしょう。また、アフリカをマーケットとしてみる外食産業とかも、マーケティングに際してこのあたりをどうやって分析・対策しているんだろう?なかなか興味深いので、機会があったら改めて調べてみようかなっと。

東京タワーの青色からちょっとそんなことを思った瞬間でした♪




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# by sipoftip | 2008-12-29 00:48 | 雑感

教科書に載っていないAussie English~最終回~-12月28日-

年末の片付けをしていたら、OZに教えてもらった英語を書き残したメモを発見。

備忘としてアップしまーす♪




Stomach is talking to me!!

→ストマックイズトーキングトゥーミー!
(腹減った~~!)




I cannot have my cake and eat it too.

→両方はできねーや!(ケーキを食べて、なお所持することはできないので。)


なお、例えば、どっちも欲しいなー、とぐだぐだ言っている欲張りな人に対して
「You cannot have a cake and eat it too.」と軽く詰めることも可能、笑。




Live in woop woop

→けっこう遠くに住んでいます(・・;)
(リブイン ゥウップ ゥウップ→発音が可愛い、笑)

Live in back of burg

→すげー、遠くに住んでいます(・・;)

*これらはオーストラリア人にしか通じないと思います。



warts and all

→酸いも甘いも(あますところなく)


Treat them mean, keep them keen

→邪険にするほど相手は盛り上がるって。
うーん、意外にOZは恋愛のテクニシャン?いや、実はぜんぜんそんなことありません。
ちなみに、こういう辞書に載っていない単語が一番活躍しそう、笑。


(おしまい)


↓今年、First and Lastなボジョレでした~!
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# by sipoftip | 2008-12-29 00:14 | 英語