細胞って正直だと思う。
やらなきゃいけないと思っていても細胞がやる気を出してくれないと仕事も何でも全然進まない。頭では理解していても、細胞が生理的に受け付けないと言っているものは受け付けない。
逆に、細胞が元気なときには色々なことができる。
その意味で細胞は体の構成要素に過ぎないけれど、逆に細胞の方がイニシアティブを持っているみたい。
実際に経営者の方がエライ地位にあるとされつつも、やはり従業員に気持ちよく働いてもらわないと何もできないというジレンマと似たようなものなのだろうか。
じゃあ、どうやって細胞に刺激を与えて活性化するか?
僕の場合、面白い(かつシリアス系)のマンガを読むと、細胞レベルで奮い立って頑張ることが
できるのだ。不思議な現象。その意味でマンガは僕にとってメンタルな食べ物のような存在かもしれない。
さて、年始はめちゃくちゃに忙しかったー。10時ー10時半までには出勤しているのに、初日から4時、3時、4時、7時という帰宅時間(・・;)
まー、業界的にはしばしば起こる突発事故みたいなもんだけど、不景気の最中、意図に反してまったく逆の方向に流されてしまった・・・・・(・・)
たまに、「そんなに働けますねー、集中力続くんですか?」とか聞かれるけど、もちろんアップダウンはあるし、実は15分位は昼寝とかしている。組織体としてはゆるい感じの体質(但し、結果に対しては当然ゆるくない。)が、長時間労働によるストレスをいくばくか軽減しているのかなー。
あと、自分が今やっていることがサービスのコアバリューを形成しているなー、失敗したりここでクオリティが下がったら取り返しがつかないなー、という責任の重さに対する緊張感と恐怖。そして、これまだ誰も検討したことがなさそうだなー、これがやったら今よりもうちょっと世界が違った視点で理解できるようになるかなー、とか、そのタスクが知的にチャレンジングであること。これらがあって初めて相当のモチベーションを持って働けるような気がする。
逆に、ほんの少しの労働時間であっても知的に面白くない仕事とか、あまり意義を感じられないと(細胞が)判断した仕事については、頼んでもなかなか細胞は頑張ってくれない。でも、多少きつくても、その仕事が自分にとって魅力的な経験になりそうだったり、新しい世界へのドアを開いてくれそうなものだったり、まだ誰もやったことがないような性質のものだったりすると、細胞はかなり頑張ってくれる。ちなみに、ヴィジョンがないと細胞はまったく僕に協力してくれない。結構要求が厳しいのだ。僕の細胞マネジメントスキルが足りないのか。
なんか、ぐーたらなようでわがままな奴らだ。飼い主に似たのか(・・;)。
でも、今週は細胞に頑張ってもらいすぎたので今日はストライキされた。うーん、色々やりたいことはあるんだけど、とりあえず、ビールでも飲みながら映画でも見るか、先日、自分の誕生日プレゼントに買った(笑)澤野工房のジャズでも聞くことにしようかな、と(++)