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発想の転換というクスリとリバウンド-2月26日-


実はまだ仕事ですが、なかなか終わりそうもないので、現実逃避です。

最近、なんか結構忙しい。マルチタスクを超えてジャグリングというのだろうか、ちょっとカラダが参っているせいか、一年目がやるようなケアレスミスをしてしまった。うむむ。。。内容に問題ないとはいえ結構ショック。疲れたカラダにこういうのは堪えるなー。

そう、疲れるとカラダの次に、心が暗くなりがち、そうすると、仕事も精彩を欠くようになる。
これに対する治療法の一つが発想の転換だ。


・「●●さんをイメージ」(なったつもりになる。例えば、超明るい人とかも場合によっては効果的ですよ。)

・「意外とよゆーじゃん」と自己暗示をかけて「エネルギッシュな気分」「あかるい気分」に強引に入れ替えてしまう。イメージとしてはこんな気分だ↓


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なんだ、たいしたことないじゃん、と発想を変えてみる。自分の能力だと厳しくても、それがよゆーでできる人になっているイメージするのもありだな。発想の転換の仕方はいろいろ。

これを見たとき、うそー、と思った人。試してみるといい。ただし、自分が本当に頑張らなきゃいけないときじゃないと効かない。平常時にやったらちょっと変かもw

また、このほか、↓も王道かも。

・ちょっと15分くらい寝る

一度寝れば、今の自分のパースぺクティブは崩壊し、起きたとき、新たな世界が構築される。


さて、どれも抜本的な解決にならない自己暗示なのはわかってる。でも、効きます。一次的に
疲れは吹き飛ぶ。ちなみにどのくらい吹き飛ぶかは、実際の体調次第だけど。


****

ユンケルにリバウンドがあるように、「発想の転換」というクスリにもリバウンドがある。

使いすぎると、カラダは騙せないので疲れは累積する。借金をしているみたいだ。
休めるときに休む、という形でちゃんと返済しないと繰り延べで利子はたまり、大変なことになる。

自己破産すると、リセットできるけど、それはそれで微妙だなー。

そんな不景気化の中小企業の資金繰りみたいに体力と気力をまわして、発想を転換して、気分よく(←楽観的な発想に転換してみた)、この繁忙期を乗り越えてみようと思う。

(おしまい)
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by sipoftip | 2008-02-27 02:51 | キャリア/コトバ/ロールモデル

人生を変えた人に会う-2月22日-




金曜日はどうしても忙しかった。でも、弁護士会が主催する国連職員に興味がある人向けの
セミナーに行ってみた。

その理由は、ずっと一度あってみたい人がいたから。

それは、根本かおるさん(対談はこちら


***

(一方的な)根本さんとの出会いは高校時代に遡る。

当時、留学から帰ってきて、高校3年に編入した私は、どの学部に行こうか迷っていた
(付属校にいたため受験なしw)。

なりたい職業から考えると、やはり、ジャーナリスト、外交官、国際公務員が最有力候補だった。特に国際公務員に興味があったけれど、情報を収集するうちに何か専門性がないといけないな、という結論にたどり着いた。

さて、じゃあ、何を専門にしよう?と考えたけど、ずば抜けて人より才能を感じた
科目はなかったし、知的な活動は好きだったけど、研究に情熱を燃やすタイプじゃないなあ、と思ってた。だから一応の専門性を持ちつつも、臨床的な感じで活躍できるようなイメージがいいなあ、と思っていた。

(*)いわゆる理科系といわれる科目のうち、数学や物理の哲学的な部分(時間とは?みたいなコンセプチュアルな話や非ユークリッド幾何学みたいに、普段常識で思っていることの前提を崩してあたらなパースペクティブを考える分野)はわりと好きだったし、全体的にはサイエンスに興味があったけど、どれかひとつに絞って研究するってほどの情熱を持てるトピックを見つけられないので理工学部はやめておいた。

近現代史が好きだった。結構、NHKのドキュメンタリーが好きで、今でも戦争に反対したインドの僧侶が自分の体を燃やして抗議している映像などははっきりと思い出せる。そう、現代史って熱い!と思った。これは、サイエンスの熱さよりも、もっとリアルで、どろどろしているものかもしれないけど、それが好きだった。

というわけで、社会の熱さが好きで、何を勉強するにも数学が必要だと強く感じていたため、経済学部でも行こうか、そうすれば、世銀とかもいけるし面白いかも、と思ってた。

法学部は、数学を勉強しないので、ちょっと微妙だと思っていたが、正義が学びの本質にある、という点に強く惹かれた。あと、弁護士になれば、ビジネスにも人権にもどこにもいけて色々活躍できそう、なんて思ったりもした。

そう、色々学部選びで悩んでいたわけです。

***

いずれにしても、自分がプラクティカルな現場を嗜好するとは思っていたけど、
大学院レベルの勉強はしたいと思っていたし、それも海外がいいなあ、と思った。

そこで手に取ったのがアルク。

いろいろな大学院留学の体験記が載っていた。

ジョンホプキンスで行政学を学んでいた人とか、そのほかにも色々いた気がする。

でも、その中で一番目にとまったのが、根本さん。

東大法学部を卒業後、テレビ朝日を7年ほど勤めた後に、「専門性を!」ということと、帰国子女のときに感じた人種差別というものがバックボーンになっていて、国際人権をコロンビアロースクールで専攻する。その後、UNHCRでインターンを開始しており、充実しています、という趣旨のエッセイが書いてあった。

これは格好いい。

素直にそう思った。

その後、学部選びを考える中で、根本さんのエッセイが頭から離れず、次第にむくむくと自分の中で大きくなっていた。

根本さんみたいなキャリアパスもありうるという途を、何らかの形で残しておきたいと思ったのも事実。

きっと根本さんのエッセイを読んだ瞬間に、自分が法学部に行く結論は決まっていたのかもしれない。

そう、これが忘れもしない出会いでした。



***


基本的に色々なことに興味があって、絞るのが苦手なワタクシは、「とりあえず」的な要素で
進路を選択してきた点も否めない。弁護士になり、修習生になって、その後、法律事務所の中では、自分の求めているスキルが一番着きそうな事務所で働いている。もちろん、弁護士になる過程はそれですごく刺激的であり、普通じゃなかなか経験できない体験も出来たと思う。いままでの選択も悪いものだとは思わない。

だけど、根本さんは30歳位のときに、留学を機に、大きく人生の舵を切った。
そのときに根本さんがもっていたドライブみたいなものを自分もほしいけど、ちょっと何かが足りない。そう思う。


高校卒業後、しばらく根本さんのことをフォローしておらず(というかそんな活躍しているとは知らなかった・・・)
たまたま冒頭の対談を見つけたのが先日のこと。

高校時代にアルクのエッセイを書いていた根本さんは、その後、僕がキャリアを進め、人生を楽しんでいる間にさらにもっともっとジャンプしていた。

あと数年で30歳という節目に根本さんにこうした形で会えたのも、不思議だ。

***

根本さんとは名刺交換をし、「実は高校生のころから知ってたんですよー」というくだりから話してみた。

もちろん、驚いていたけど、

「そっか。じゃあ、ある意味であなたの人生を変えちゃったわけですね。」

といわれた。確かにそうだ。弁護士業の話になった。

たとえば、難民問題は友達は弁護団とかやっていて、自分も人権的なことに興味はあるけど、今は企業法務やってます、みたいなことを言い、それに対して、プロボノとかで人権活動をやるっていう途もありますね、といわれたとき、

いやー、興味はあるんですが、やはり普段の仕事が忙しくてなかなか出来ていません・・・

みたいなことを言いかけた。そしたら、そうやって必ずしもやられてこなかったことをやろうとする際に障害が存在するのは普通のことで、それに立ち向かう人はそれなりの努力をしなければならないですよね、

とさわやかに、そして鮮やかに正論で返された。ここでつい、いかに普段忙しいか、を言おうと一瞬思ったが、ふとその発想じゃあだめじゃん、と思い、反論せず。この切り替えしの角度、スピードから、根本さんの発想、マインドが少しコトバを超えた形で伝わってきた。この感覚は大切なものだと思うので、何かのときには思い出すことにしよう。


(おしまい)
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by sipoftip | 2008-02-26 04:09 | キャリア/コトバ/ロールモデル

初出張は雪-2月23日、24日-



今週末は出張だった。
買収企業の調査をする(=たくさんの資料をコピーし、読む・・・)のが目的で、場所は、新幹線で5時間くらいのところだった。

先週は忙しく、どうしても出さなきゃいけないものがおわらず、金曜日も3時前までかかり、その後、帰宅。来週引越しをするので家を片付けたり、出張の準備をしてたら朝4時半。でも、朝7時に品川駅に集合だったので、起きれるか緊張しつつも、目覚ましをいくつかかけて寝る。次に目が覚めたら5時45分。よし、意外に大丈夫。朝7時に品川に集合して、新幹線に。帰りは日曜日の夜という、フルに週末がつぶれちゃうスケジュールだった。

ちなみに、何故かあまり出張案件に巡り会わず、遠出の出張は今回がはじめて。
みんなにすごくびっくりされる。


さて、そんなわけではじめて、まともにグリーン車に乗った。最近は発達しているのね(・・;)
座席に電源が付いてたり、いろいろすごいんだな、と。そう、これも帰りの新幹線の中から書いている。

ただ、そんな風に一人きり感動をしたところで、突如睡魔に襲われる。5時間くらいの行程が一気に1時間くらいに縮まったw

今回の出張案件は、聞いたとき、「え?いいの?」というくらい、権限が任されている。
びっくりだ。でも、なんかそういったタスクを与えられたことに、若干の緊張と、ほどよいエキサイトメントと、結構な責任感を感じる、まあ、それは、ある意味において、心地よくもあるものなんだけど。とりあえず、期待を裏切らないようにしないと。

***

昼過ぎに到着した後、一通りの仕事を終えて切り上げると、外は雪。わお。東京では春一番が吹いているというのに。

ホテルにチェックイン。はじめて出張で泊まることもあり、なんとなく新鮮な気分だ。
ホテル自体は名前が通ったところだったけど、そのネームや値段に比べては簡素な部屋。
でも、まあいいや、と。外を見ると雪が降っていた。ガラスは雪で曇っていて、あまり夜景が鮮明にみえたわけではないが、はじめて出張で泊まるという、ちょっとした新鮮さをもってすれば、
それもまた印象深い風景となる気がした。



チェックインの後は、明日に向けて簡単な内部ミーティング。
その後、夜は一緒に赴いた職場の人たちと、計3人で名物料理を食べてみる。
だけど、その安い名物料理よりも、2件目で食べた活サバがおいしかった↓。
そう、動いてるんです(笑)


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一緒に行ったパートナーは、若くて才能溢れる人だけど、一緒に飲んだことはなかった。
いろいろと酒を交わしながら聞く話は面白い。そういって実際に話すと、実際に自分が実践できるかは別として、とびぬけて優秀な人のメカニズムに直接触れることができるようで、結構面白い。

***

翌日、適当に朝食を食べ、また買収対象の会社に赴く。ざったなタスク(コピー、資料集め、社長のインタビューなどなど)を終わらせ、夕方終わったときはもうぐったり。その後、時間がないので駅に向かって、新幹線に飛び乗る。そとでは雪がひらひらと舞っていた。
そして、再びグリーン車。

不思議なことに、行きに感じていた新鮮な感覚はすでにもはや失われつつある。
そして、既に最初に感じたグリーン車の快適さも、行きほどの感動はない。慣れは怖い。人間はこうやっていろいろなことに慣れていくのだろう。

そして、一度慣れたら、これを元に戻すのは難しい。昔おいしいと感動したことが、数年たって食べるとそうでもないと感じたりするし。これも下方硬直性の一例だろう。でも、下方硬直性にとらわれて、もっともっとエキサイティングなものを失うことが最大のリスクだ、というのはこの間のオハナシにもあったとおり。

そういえば、僕は飛行機もビジネスクラスに乗ったこともない。まあ、そもそもバックパッカー気質もあるのでさほど気にしない。でも、商社に行った友人いわく、ビジネストリップはビジネスクラスらしい。ちょっと乗ってみたいけど、すぐなれちゃうのかな。スチュワーデスにもてるなら、絶対バックパッカー/エコノミークラスじゃなくてビジネスマン/ビジネスクラスだろー、とか思ってみたり。でも、今度のGWはやはりバックパック(もちろんエコノミー)にいってみようと場所を検討中なのです。


さて、明日からは出張で集めた情報を分析。でも、一人じゃできないからチームを組むけど。


そんなこんなの初出張でした。疲れたーー!(笑)
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by sipoftip | 2008-02-25 02:00 | 雑感

コスモポリタン・ロンドン??と日本を憂う議論


(昨日のユウメシ食べながら+今日の昼飯食べながら書いてみました(・・;)

ロンドンは活気があるみたいだ。

ちょっと前になるが、1月28日、29日付けのクローズアップ現代でも特集されていたし、
この間知り合いになった方のブログにもエントリされていた。

●環境革命なリーダーシップ

「CO2の排出を抑えながら発展する"低炭素社会"の実現に向け、世界に先駆けて動き出したEU。EU最大の都市ロンドンは去年、2025年までにCO2の排出を1990年比で60%削減するという厳しい目標を発表し、行政の強いイニシアチブでCO2削減を進めている。市内への自動車の乗り入れを厳しく制限する「渋滞税」や市民に省エネの方法をアドバイスする「緑のコンシェルジェ制度」を導入、家屋の改築に補助金を出す制度も作った。経済界に対しては、規制の一方で優遇策を示して協力関係を築き、さらに独自のエネルギー政策も進めようとしている。」


クローズアップ現代1月29日放送分から引用:http://www.nhk.or.jp/gendai/)

このように、個人がCO2排出しないような様々な政策を実際に実行レベルまで落とし込み、
個人がこれに呼応しているという点にダイナミズムを感じる。もちろん、これらが奏功するかは分かりませんが、その点でとるリーダーシップそのものにチカラを感じる。

さて、会うたびに外国の方に「何で日本に来たの?興味持ったの?」と聞くと、「東京は世界で一番大きな都市だし」ということを結構言われる。確かに、彼らは口をそろえて「大きい」という。でも、サイズを超えて、ダイナミック、イノベーティブ、といったコトバは聞かないなあ。特に長くすんでいる外国の方ほどそういう評価をしない印象かも。

●コスモポリタン・ロンドンと日本を憂う議論

ロンドンが東京に比べてダイナミックと思われるもう一つの理由として、コスモポリタンであるということが挙げられると思う。東京は上記のとおり、確かに巨大だけど、コスモポリタンじゃない(と思います)。

ロンドンは、移民を呼び込み、頭脳を呼び込み、他の文化、企業を呼び込める吸引力があり、また、シティによる金融再生のカギの一つとして、コスモポリタンになった、というのが、結構ポイントなのかな、と。これが東京との一番の違いかもしれない。アメリカも、世界中の頭脳・マネーを呼び込むことで、ダイナミックに発展してきたという人もいる。

日本(東京)は活気が足りないとよくいわれるけど、これに対して、教育批判、金融政策批判などさまざまな議論がある。最近、日本の将来を憂う議論も多い(この手の議論はいつでもあるけど)。

でも、この議論にあたり、ある前提に対してあまりケアされていないかも。
つまり、「民族も一つ、文化も一つ、国も一つ」という前提。日本は「日本人による、ニッポンである」という縛りから抜け出ていない議論が多いと感じる。


でも、この前提をそもそもどう考えるか、という点が実は大切なんじゃないかな、と思う。この前提を変えずに、「日本ならではの強み」を考えても、ダイナミズムの点では(コスモポリタンな都市として様々なリソースが集まる)ロンドンに歩があるのはある意味予想できることであり、この前提(日本=モノエスニック)を変えないことを前提とする教育、金融施策の効果にもおのずから限界があるんじゃないかな。

**

対策を考えるには、ゴールをイメージできた方がいい。

みんな、ロンドンに比べて東京は活気が足りない、といっているとき、果たして東京、日本が
どうなればいいか、イメージはあるのだろうか。

ロンドンの都市のダイナミズムのひとつに、様々な頭脳や文化を呼び込むということがあるとしたら、そういったダイナミズムを東京がもつためには、それなりにコスモポリタンにならなきゃ、同様のダイナミズムは得られないかもしれない。

なんとなく、「Japan as No1」だったころの日本、をイメージしてそのレベルに戻そう!というゴールをイメージされているように思えるけど、きっと、いまイメージすべきはそうじゃない、もっとコスモポリタンな感じだろう。

最近の日本を憂う議論はいろいろありますが、①コスモポリタンな都市に特有の多様性がもたらすダイナミズム、②憂う状態から脱した日本として論者がどのようなイメージをしているのか、というあたりに着目すると、その議論の質が分析しやすくなります。


次回は、「カーボンデモクラシー」について考えてみたい。
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by sipoftip | 2008-02-20 14:45 | 雑感

バスケ+引越し準備+Guys Gathering+アントレ研究会-2月15日-16日+13日-



いろいろなことがおき、それに呼応していろいろな反応が心の中で起こる。それをテーマごとにまとめている時間にも、次々と自分の手のひらからあふれ出てしまう。だから、ちょっと、とめどなく書く感じでやってみました。ながいつぶやきみたいだ。

●2月15日:バスケ

ひさびさのバスケ。仕事が終わらず、遅刻はやむを得ないとしても、何とかオフィスを飛び出す。

職場の外国人も混じって、前半ハーフコート、後半フルコート。

バスケは中学校のときから大好きなスポーツ。昼休みに欠かさずやっていた。
うちの中学のバスケ部は、超ハイレベル。チキンな私は敬遠してしまったし、高校時代は経験者しか入部が許されていなかったので、結局バスケを部活としてやったことはない。うーん残念。

だけど、スラムダンクはかなり読み込んでおり、小学校・中学校のときは毎週ジャンプに連載されたスラムダンクに出てくるプレーをよくまねしたものだ。ちなみに、好きなプレーとしては、リョータ君が一度フェイクでゴールの真下に入って、その後、ディフェンスが飛んでいる間に裏をかいてバックで決めるやつと、仙道のダブルクラッチ。高校時代+大学時代はダブルクラッチもどきくらいならできたもののそうはいかない。

やはり純粋にバスケは楽しい。単にボールをついてゴールに入れているだけで、時間を忘れることができちゃうのだから、プレーしているときは子供みたいなものだ。ただ、部活やってないので、どうも組織プレーのセオリーが体に叩き込まれていないのが悔やまれる。スクリーンアウトは結構得意のつもりなんですがw

そんなバスケの後は、ラーメンwでも、仕事を残してオフィスを飛び出したので、再びオフィスに戻って、シンジケートローンのドラフトやら、売買契約のチェックやら残された仕事をやる。

●2月16日:引越し+アントレ研究会

①引越し準備-

そうそう、最近引っ越します。いままではプラチナな感じでしたが、ちょっと気分転換をかねて
新天地に。結構気に入っている。新たな家は、少しだけ広くなる。

知的創造ができるようなラボみたいなスペースにできたらな、と考えている。
今の家だと、あまり知的な創造は生まれそうもない雰囲気。机も狭いし。ソファーやベッドで
寝転ぶには最適だけど、もっと、いるだけで、さまざまな発想がもっと自由に生まれるような空間を作れないかなあ。
そんなわけで新居の契約をしてみた。楽しみです♪

②午後はアントレ研究会→その前にGuys Gathering(2月13日)

たまたま今度海外に駐在に行く友人が、自ら出国するにもかかわらず、自分でフェアウェルを
催した。しかもテーマは男だけ、しかも、濃いキャラを集めたGathering。

聞くに相当面白いメンツが集まりそうだったので、仕事を何とか片付けて(戻るけど後で片付ければいいくらいに終わらせて)オフィスを飛び出す。

丸の内のフレンチで男5人。とっても似つかわしくない。でも、主催の先輩のきざな男っぽさを考えたら、かえって居酒屋が似つかわしくない5人であった。みんなちょっとだけ自分より先輩で、初対面だったけど、主催の先輩を何か共鳴するところのある人たちだったので、わりとすんなり話せた。というか、僕はあまり人見知りしないけど(笑)。いろんなキャリアの人がいて、刺激になりました。というか本音をいうと、キャリアもみんなすごかったけど、どちらかというとキャリアというよりも、キャラに魅力があって、刺激的でした。

そうキャリアがすごいのは関心にはつながるけど、やはりインスピレーションを受けるのはキャラですね。

キャリアがすごくてキャラが面白くない人と話してもインスピレーションが生まれることがあるけど、それは普段はリアルにみたことがないけど、あこがれているキャリア・職業の人が出てきたとき、その人が触媒となって抽象的な憧れ・イメージが現実化するとき。そのときは、その触媒で生まれたものからインスピレーションを得るだけであって、その人からインスピレーションを受けるわけではない。その人を通じてリアルになったイメージの職業と自分を重ね合わせて、もうちょっとよい自分を考えるわけ。

そういった意味で、キャリアのすごい人に会うと刺激・インスピレーションを受けるけど、やはりキャラからインスピレーションを受ける方が貴重だと思う。だから、そういった意味でもいいメンツ、というかいいメンズをそろえてくれた先輩に感謝だ。
この先輩のことは別のときに書きます。

そうそう、それで、この参加メンバーの一人がMIT出身の人で、いろいろとキャリア相談をしているうちに、アントレ研究会に誘っていただけた、という経緯。この方、非常に優秀とか、面白いとか、頭がいいとか、いろいろな高評価が可能だと思う。でも、この方の一番の長所はところどころに見え隠れする誠実さとまじめさだと思う。これがあるから、そごくクレディビリティが高いんじゃないかと推察。

ひょんなところから、次から次へのつながっていく面白さ。友に、そして偶然に感謝したい。

③再びアントレ研究会

テーマを戻す。アントレ研究会にいってみた。スピーカは、起業家と弁護士。いずれの話も面白かった。

起業家の方のオハナシメモ
ざっくり以下のとおり。

●3つを再定義する。
 人生、お金とリスクについて。
(i)人生:
人生って、死ぬときに①楽しい人生だった、②人の役に立った、と思いたい。そうするためにどう生きるか。 それ以外のことはプライオリティが下がる。

(ii)お金:
本来お金って手段なはず。でも、お金に人生をコントロールされてしまっている人があまりにも多い。
「見栄」「下方硬直性」。一度あげた生活水準を下げるのはつらい。
そういった思いから、だんだんと自由でなくなっていく。
でも、人によって違うけど、最悪どかたでもやっていれば生きていける。そうであれば、上記で述べた再定義された人生をちゃんと生きるために、いままもるべきお金とはあまりないのではないか。

(iii)リスク:
エクイティマネーであれば、それがリスクのマックス。個人保証で借金地獄なら別かもしれないけど。
そうすると、そのリスクをとらずに、①楽しい人生だった、②人のために役に立った、と思えるような人生を送るチャンスを逃していること、チャレンジしない機会損失こそが最大のリスクなのではないか。

これが起業の経緯らしい。非常に納得。スティーブジョブズのスピーチと通じるところが多いと思った。

●経営者に必要な要素
(i)Vision構築力
方向性を示して、かつ、そこに引っ張る力。ミッションとかを示す能力もはいる。
  
(ii)コミュニケーション能力
モティベートする力。そう、コミュニケーションは、潤滑油として人と人の間をつなぐことで
全体の力を挙げるという意味かと思ってた。でも、トップの視点からみると、いかにさま ざまな人の懐に入っていて、モティベートさせるか、こういう形でのコミュニケーションも重要と いうわけですね、新たな視点だ。
 
(iii)人間力
ついていきたいと思わせる能力。これについて別の機会にかこう。

以上の塩梅。でも、起業はいうほどきれいなストーリーにはおさまらないみたい。この辺の話は別途書こう。弁護士先生のお話は、テクニカルには面白かったが、ここでは割愛。

さて、その後の懇親会がいちばんびっくりした。
来ている人の意識が高いこと。キャリアも半数くらいはMBAホルダーだとおもったら、ドクターや会計士、研究者、すでに起業を具体的に考えている人などいろいろ。ちょっと年齢高め(といっても40代くらい)の人たちも、社会の第一線を行く人たちばかり。 

キャリアに刺激を受けるより、キャラに刺激を受けたいといったが、さすがにこれだけ粒ぞろいだと、それだけでびっくり。しかも沢山人がいた。ホントは一人ひとりとちゃんと話したかったけど、その場で少なくとも名刺交換をして、ちょっと話さないとつながりようがないので、贅沢に迷った。さて、この日にあった人と、できるだけ質も量もつなげたいところではあるけど、どうなることやら。

***


その中で高校の大先輩に会った。
その先輩、すごく高校を愛していた。僕自身、高校もそれなりに楽しかったけど、やはりAFSが楽しすぎたので、やはりその経験が勝ってしまう。

でも、その先輩は、同窓というだけで、飲みに誘ってくれた。
ふつうに一級建築士、MITでMBA+α、さらにPHDをもっていて、そんな人が僕の高校の先輩にいたのかとさらにびっくり。もちろん、肩書きだけじゃなくて、さまざまな知見をもっていて、とてもインスパイアされた。でも、一番盛り上がったのは高校の時の話。その大先輩の担任の先生が僕の地理の先生だったから驚きだ。

あとは、キャリア相談。やはり、いろいろなTipsをいただいた。詳細は別の機会に書こう。
ちなみに、バーで飲んだこのワイン、とんでもなくおいしかった↓


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その後、自宅にまで招いていただいた。後輩として、何かご子息にインスピレーションを与えられればな、と思ったけれども、ちょっと人見知り君でうまくいかず(・・;)おかしいなー、よく道を聞かれるし、警戒感をもたれるキャラじゃあないんだけど・・・w

そんなこんなでワインも結構飲んでしまい、ほんのりと酒が回っている状態で帰宅。

いやー、先週の火曜日に先輩にGuysGatheringに誘ってもらってから、ネットワーキングがばたばたと進む。面白いなあ、そしてさまざまな先輩、ありがとうございます。そんな一週間でした。
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by sipoftip | 2008-02-19 04:24 | キャリア/コトバ/ロールモデル

20分を切る-2月11日-



2月11日、千代田区の駅伝に出てみた。

こんな感じ↓

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5キロ(皇居1周)を5人で走るという企画であり、僕は第4走を走ってみた。証拠(笑)↓

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前日はスキーにいっており、筋肉痛は大丈夫だったものの、
右ひざが若干痛かったこともあり不安だったが、
出てきたタイム(自己測定)ではぎりぎり20分を切れた!

去年も同じくらいのタイムだが、1年たっても大体一緒のタイムというのは
結構うれしい。

走るときは音楽を聴きながらじゃあないと飽きてしまうので、
駅伝にもかかわらず、ipod nanoを持ち込む。

そうすると、軽快に足が動くから不思議なものだ。

走り終わったときも結構爽快で、真ん中がワタクシです。

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次回はそもそも駅伝をはじめたきっかけについて書いてみようと思います。
(つづく)
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by sipoftip | 2008-02-17 14:50 | 雑感

週末にスキーしてみた~自由を手に入れるということ~



さて、前回は思い切り脱線しましたが、そういうわけで、スキーに行ってきました。

スキーも面白かったけど、実はリフトでの会話が面白かった。中でも、一緒に行ったアメリカ人弁護士(仮名:トム→ベタですね。)との会話。もともと興味深いバックグラウンドを持っているなあ、とは思っていたのだけど、もっと掘り下げて色々面白い話を聞けたので、以下にアップします。

↓こいつです。ちなみに、下で倒れているのがワタクシ(・・;)

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●トムのこれまでのキャリア

トムは、南部のフロリダで生まれ育つが、結構昔から勉強は得意だったみたい。中学で一年飛び級(*1)した後に、高校を次席(*2)で卒業し、そのまま州で一番いい大学(*3)に全額奨学金で行く(専攻はファイナンス)。その後、大学も一年飛び級して、成績優秀で卒業した後、そのままイタリアにMBAを取得後(*4)、大手航空機会社、大手監査法人を経て、再び州で一番の大学のロースクール(奨学金付)(*4-2)に行く。その後、州で最大手の法律事務所に勤務し、7-8年目の弁護士経験を積んだ後、何故か?(笑)私の働く事務所に来た。

最近は感覚が麻痺しており、ちょっとやそこらの高学歴(*5)ではあまり驚かなくなってしまったのですが、やはり違う文化圏・違うシステムで高学歴とされている人って、実態がよくわからないだけに、ぱっと経歴を聞くと、それだけで「すげー!」と思ってしまうわけですw

さらに、結構多趣味(*6)なんだよなあ。兄も優秀(*7)みたいなので、DNAが違うのかー?とか思ってしまうw


(*1)中学で飛び級:
トムみたいに中学と大学で一年ずつ飛び級してそのままMBAに行ってしまうと、23-24歳でMBAホルダーになってしまうわけです。ただ、優秀だからといって、必ずしも飛び級するわけではなく、この点は、ぜんぜん飛び級できるのにしない人もいるみたい。これは昔のホストマザーも同じ事を言っていました。

まーでも、僕はどっちかというとオーソドックスから比べると、寄り道(?)してきてるので、逆に羨ましいのですが(まあ、でも寄り道に後悔はありませんが)。

(*2)高校を次席:
ちなみに、高校で首席だった人は、彼いわく、彼よりもはるかに頭が良かったらしい。大学でコンピューターサイエンスを学んだ後に、某大手サーチエンジン会社の某アジア地域を統括する
エグゼクティブとのこと。なるほど、それはすごい。

(*3)州で一番いい大学:
日本だと特別にこの先生に学びたい!みたいなのがなければ、普通は優秀な順に東大、京大あたりに入って、分野により差異はあれ、一定の統一的な序列があるように見受けます。
これに対して、アメリカは違うとのこと。特に学部レベルでは、その州で一番いい州立大学に行く場合が多く(その方が安いみたい)、彼だって別にハーバードとかエールもいけたけど、州立を選んだって。

これは特に南部において顕著らしい。東側に住んでると、やはりハーバードやMITみたいなエリート校が幅を聞かせており、優秀な生徒はそちらを選ぶ傾向があるのに対して、南部にはそのような有名私立大学が少なく(Dukeとかあるけど)、逆に州立でもfantasticな授業が受けられるんだそう。

だから、(ブッシュ大統領みたいな例もあるにせよ)ハーバードに行く人は優秀な人が多いけれど、就職のときに、地元のトップクラスの大学(フロリダ大、カリフォルニア大、ノースウェスタン大とか)だったら、あまり変わらないんだと。

あとは、ハーバードとかの方がコネクションが多いから、「その人が持っているコネクション」にヴァリューを置く企業ならそういう人を採るかも、ということはあるらしいです。


(*4)イタリアでMBA:
彼と僕の共通点は異文化に人一倍興味があるところ。彼はMBAでイタリアを選んだのも、その要素が強いみたい。どうしてもアメリカを出たかったからアメリカのMBAはやめたんだって。

ちなみに、アメリカのMBAもアプライしたところ、もっと社会経験をつんできなさい、2-3年後に来たら奨学金付でいれあげるから、というオファーも有名校からあったとのこと。でも、どうしても待てずにぽーんとイタリアに渡ったとのこと。

その後の就職先を探す際にやはりMBAのトップスクールのネームバリューがない分、苦労したという点では後悔しているけど、その時点でアメリカに残るという選択肢はなかったし、イタリアでの経験も素晴らしいものだったから、自分としては特に後悔はないんだって。このあたりの選択の仕方は、そつないエリートよりも個性的で、好きだし、僕と結構趣向が似ていると思う。

(*4-2)ロースクール:

彼としては、ロースクールの方がMBAよりもぜんぜん大変だったらしい。大学でファイナンスを学んでおり、その意味でベースがあったかもしれないからといっていたが、

「数字にはあまり最近触ってないから、そっちの方が難しそう」


といったところ、

「それは単にスキルが違うってだけのことだと思うよ。本質的にどっちが難しいとか、そういうことじゃあないと思う。」


といわれた。どちらかというと、日本だと「文系批判」の元で、「そうやって数字を扱える方が頭がいい・高度である」という論調がありうるところなので、ちょっと意外だった。

MBAもロースクールも両方やっているからこそ、ちょっと説得力あるかも。

ちなみに、文系と理系については、そもそも人間をそういったカテゴリーにすること自体に賛成しがたい。だから、人の話を聞くときにも、特に前提をおかずに「文系は」「理系は」と文系と理系の峻別をせずに議論している人を見ると「ちょっとこの人議論が緻密でないのね。/ちょっと思考にクリエイティブさとロジックがないのでは?」なんて推測しながら話を聞いてしまう。逆に、このあたりの前提が整理されている感じで話されると、逆にいい印象をもって話を聞いてしまう。このあたりは、別途書きたいなーと思っているが手付かずのテーマ。

(*5)高学歴に麻痺する:
大学以降、特に研修所、事務所、と駒を進めるにつれて、まわりに有名高校(灘、筑駒etc)、東大、京大、司法試験現役、みたいな人がわりと普通に転がっており、そのほかで色々と知り合う人やクライアントもそんな感じの人が多めなので、かなり免疫がつき(というか感覚が麻痺し)、そういう人にあっても、「おー!」と思うことがめっきり減りました。

(逆にそういう所で人が差別化されない分、人自身を見てすごいかどうか、自分が尊敬できるかどうかを判断するようになるので、その意味ではいいのかもしれません。)

でも、トムみたいに、違う文化圏・システムでのエリートだったり、また、特にエッジを効かせて生きている人(ウェブ時代を行く、的に言えば、「けものみち」を歩いている人)の方が刺激を受ける、という点がずいぶんと明確になってきました。「同じレースの中でより順位を上げてほしい」と願う全国の教育ママにもこの思いを分けてあげたいです(笑)

(*6)多趣味:
トム、スキーは上手でした。9歳のころからフロリダの波に乗っていて、板に乗るのは得意みたいで、実際ボードの方が上手みたいですが。球技だと勝てるんだけど、今回は負けです(笑)。
でも、そんな環境で生まれ育ったなんて羨ましい限りw


(*7)兄が優秀:

これまたびっくりしたのですが、兄は、そんなトムよりも10倍稼ぐとのこと。ファイナンス(特にエクイティ)でPHDまでとって、大手投資銀行にリサーチを提供したり、投資助言を行いつつ、自分でも自己投資をしているんだとか。

実際僕も会ったことがありますが、穏やかな印象を受けました(?というか、トムが色々旅行や新しいものへのチャレンジが好きで、どちらかというと個性はなのに対して、兄の方は「典型的な幸せな家庭」を築き、かつ、そこに幸せを見出している感じ)。

女性としたら、後者のタイプと結婚したいと思う人が多いかとも思います(?)が、自分はどちらかというと前者の趣向であり、実際にいずれか選べといわれたら、たとえ年収が10分の1(それでも結構あるはず)でもトムみたいな人生を選ぶかなーなんて思ってみたり(ちなみに、トムは未婚ですが・・・)。


●自由を手に入れる

学生時代は人一倍勉強してしまったとのことであり、まして、フロリダだから、常夏でしょっちゅうサーフィンとかできたり、色々誘惑が多いのに、よく勉強する気になったねえ、と聞いたところ

「うん、今思えばあの選択は間違いだったかもしれない。大学時代も勉強しすぎた」


と言っていました。ただ、その後のコトバが印象的。

「そう、あのときはもっと遊んでいればよかったと思う。学生時代は、奨学金の関係で成績も落とせなかったし、そのほか会社で働いてもいた。しかも3年間で卒業したから、職場と授業の往復だったなーと思うんだよ。でも、あのときの勉強しているからこそ、ぱっと日本にも来れたし、色々とキャリアが選べると思うんだよね。

高校生・大学のときに毎日パーティーをやっていた友人とかは、ローンがあって、今の職場も(再就職先を探すのが容易でないから)変えられないし、そういった意味で縛られている。それに代えて、僕はスキルもそれなりにあるし、経験も積んでいる。だから、彼らのような束縛なく自由に生きていられる。

自由ってことは、ある意味において、今働いているところを辞められるってことなんじゃないかな。

ちなみに、今、高校の友達で本当の意味で自由なのは、僕と首席の彼(上記(*2)の人)だけだと思う。」


実は僕も大学のときには、そのまま社会に出るのが怖くて、そういった自由なく社会に出るのが怖かった。それが必死に勉強した理由のひとつ(もちろん、勉強も嫌いじゃないし、その他にも色々理由はあるけど、この「決定的な恐怖感」というのも、勉強をする強い動機のひとつだったと思う)。

だから今、この瞬間、自由かといえばそうでもない。お客さんからチェックを依頼された膨大な契約書のチェックをしていて、時計が夜中の2時、3時になっても帰れないこともよくある。そう考えると、特にプロの資格を持たないで社会に出ている人(特に確実に定時に帰れる人とか・・・あまりいない?)の方がよっぽど自由なんじゃないか、なーんて思ってしまうこともある。(一応)労働法に守られているし、有休もあるし(選ぶ会社さえ間違いなければ)。

そういった意味で、「身近な自由」だったら、もっと別ルートで簡単に手に入りそう。でも、トムみたいな自由、「身近な自由」じゃなくて、もうちょっと「世界を歩くための自由」というか、大きな自由というか、そういうものを手に入れたいな、と思う。そんな思いがあるから、今先行投資をしているのだ、と自分に言い聞かせて、今こういやって忙しく仕事をしているのかもしれない。

そう、辞められる自由を手に入れるためには、スキルや経験が必要。そして、そのために必要なスキルって単に学校だけで身に付くものじゃあなくて、実務に出て身に付くことも多い。そうすると、自由になるためにたくさん仕事をして、それがときにもっと身近にある自由を奪っているという一見矛盾した構造を生むのかもしれない。

僕も、そんなジレンマの中で生活している人の一人かもしれない。もちろん、仕事の100%を好きであれば、そういった不自由も不自由と感じないと思うけど、仕事だから常にそうというわけにはいかない(特に、どんなに法律がすきでも、さすがに毎日深夜まで仕事が及ぶと面白いはずのものもそうでなくなるのかも。)。

本質的には、法律も嫌いでないし、また、特に苦手と感じたこともないけど、自由を手に入れるための不自由って、ここ最近の大きなテーマのひとつ。

さらに怖いのが、一度スキルとか市場価値をもったからといって、常に自由でいられるわけでもなく、自由であり続けるためには、それなりの研鑽が必要だろう。そういったプロセスを楽しむことは大切だと思うけど、その研鑽にも不自由が伴うはず。

そういった意味で、自由であり続けるために、不自由であり続けるという構造があって、ここをどうバランシングしていくかは、とっても重要なテーマだと思う。

そんな中、トムがどんな不自由を感受し、その結果、どんな自由を手に入れ、また、さらに自由であり続けるために何が必要で、そのためにどんな不自由を感受するか、これらをどうやってバランシングしているのか、をみるのはとっても参考になる。

どーんと暗い内容になりかけましたが、結構、トムがもっている自由って、今自分が嗜好する自由と近いものがあるかもしれない。

リフトの中の会話でそんなインスピレーションを受けたので、ちょっとアップしみました。

(とりあえずおしまい)

番外編

①雪の夜空(ボリューム下げた方がいいかも)




②最近、スキーは大して上手くないのにスピード狂です。だから、その臨場感をとっておこうと思い、動画をとりながらすべって見ましたが、むずいむずい。

失敗作ではありますが、すきーの風景↓(めがまわります。音だけ聞いたほうが気持ちいい)




おまけ↓



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by sipoftip | 2008-02-16 05:21 | キャリア/コトバ/ロールモデル

週末にスキーしてみた~子供はすくすく育たない~



週末を利用してスキーに行ってみた。

数人で連れ立っていってみたのだが、金曜の夜の夜行で出発し、日曜の夜に
帰京という、オカネはないけど元気はある大学生みたいなスケジュールだった(・・;)

だいたい↓な感じのところ。
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↓な感じで、景色は素晴らしかった。

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●小学生時代のおはなし~私をスキーに連れてかないで(*)~

(*)古いですね。実は映画も見たことがないのですが、ワルノリしてつけてみた(><)

実は、スキーは小学生のときに結構親に連れて行ってもらったものの、その後、高校生のときから数えて、全部で4回くらいしかいっていないから、さほどうまくない。

ちなみに、小学生のときにスキーに連れて行ってもらったのは、母親がスキー部だったから。
子供にもスキーの楽しさを教えてあげたかったからだと思う。

だけど、あまり体力がなく(?というかセンスがなく(?)、しかも、現代ほどにリフトとかの設備が
整っていなかった当時、斜面を登ったり、板をかついだりするのが、結構おっくうだったせいか、
「毎週スキーは疲れる。もうこんな生活は嫌だ。」みたいなことを書いたらしく、息子の日記をふと(隠れて?)読んでしまった母親は、愕然として、それ以来、スキーに連れて行かなくなってしまったとのこと。

母親は、「スキーに行ったよー」と報告するたびに、もれなく、いかにこのときのショックが大きかったかを臨場感あふれるナレーションつきで語ってくれる。まあ、それだけショックだったんだろう。


**


でも、まあ、そりゃそうだよなあ。

母親は小さい頃から相当ストイックに水泳をやってきたが、高校になってぱたりと辞めている。
そして、新たに大学で始めたのがスキーだったみたい。それまで、競技スポーツ、しかもストイックな個人競技の厳しい世界で戦っていた母親にとって、大学に入って始めたスキーは、はじめて「楽しむ」ことができたスポーツなのかもしれない。

しかも、競技スポーツとしての水泳と違って、わりとみんなで合宿に行ったり、はじめて個人の
競技スポーツとしての重圧から解放されて、「わいわい」と楽しんだスポーツなんだろう。
それだけに、母親にとって、大学時代に出会ったスポーツ、スキーは、とっても大切なものだったんだろう。

そんな大切なものだからこそ、子供にもその楽しさが分かってほしい、また、仮にすぐにうまくならなくても、将来スキーをやるチャンスが来たときに十分に楽しめるだけの基礎技術は持ってほしい、と思ってスキーに連れて行く、という気持ちもよーくわかる。

スキーへの思い入れが強いほど、また、子供への思い入れが強いほどに、子供にスキーをやらせたい!と思うだろうなー、と思い、毎回母親から当時のショッキングな日記の話を聞く度に申し訳なく思う。

まあ、子供なんて当然親の思い入れに素直に反応してすくすく育つほど簡単じゃあないし(少なくとも私はそうだったはず)、親の愛情と子供のニーズが客観的にずれることはよくある。というか、そもそも本当に子供に必要で、かつ、子供がほしいものとぴったり合致するものを親が提供するなんて無理な話。これはどんな親だってそうで、客観的にすべてがぴったり合う何でまず不可能なんじゃないかな。

だから、親の愛情や親が子供にやってあげることって、客観的な意味に限って言えば、子供のニーズやウォンツに100パーセント対応したものではないはず。でも、それはそれでいいんだと思う。

逆に、客観的には、子供に必要で、かつ、子供がほしいものとぴったり合致するものを親がタイムリーに提供できたとしても、主観的には親がベストを尽くしていなかったり、何か愛情に欠けていたとしたら、そっちのほうが問題な気もする。

確かに、小学校のときに母親がスキーに連れて行ってくれたのは、話を聞く限り、客観的には、当時のワタシのニーズやウォンツと合致していなかったのかもしれない(とはいえ、結構自分としては楽しんだと思うんですが、日記にそう書いてあったといわれてしまうと・・・・・)。だけど、自分の人生にとってとっても大切だったものを子供にも知ってほしい、という思いがあってそうしてくれたのだから、客観的にずれが生じたとしても、そうしてくれたこと自体が恵まれているなあおと思ってしまうわけです。

**

ちなみに、小学生のときスキーに連れて行ってくれたのは、母親であり、父親でなかった。

父親は結構仕事で忙しく、なかなか家を空けられなかったとのこと。
確かにスキーは結構時間かかるしなあ。

週末、母親だって、少しでも家にいれば父親に過ごせただろうに。そんな瞬間まで犠牲にして、子供をスキーに連れて行ってくれたことにも、やはり母親が自分がはじめて心から「楽しい」と思えたスポーツの喜びを子供にも分かってほしかったという思いの強さを窺い知れるなーと。そう考えると、単に母親は子供にスキーの楽しさを知ってほしかったからというプラスの思いに加えて、父親と過ごす時間という犠牲も払ってそこまでしてくれたということか。

逆に父親としてもどうだろう。平日は夜遅く帰ってくると子供は寝ており、週末くらいちょっと一緒に過ごしたい、と思ったとしても、子供が母親とスキーに行ってしまったら、あまり会えない。

じゃあ、父親だって、スキーに来ればいいじゃん、ともいえそうだけど、父親だって、いろいろとキャリア形成途中だったとも思うし、家庭を支え、キャリアを展開するために膨大な時間・努力が必要だったのだろう。息子や母親と一緒の時間をすごしたいという思いの狭間において、ぎりぎりの選択をしていたんだろうなあ、なんて思うわけです。そう、特にキャリアとかで色々悩んだり、まだまだ成長しないと、と思った瞬間に「やった方がよさそうなこと」がやまのように発見できてしまう今日この頃の自分と照らし合わせると、この父親のぎりぎりの選択っていうのも結構いまにしてみればよくわかる。

こうやってオトナになって振り返ってみると、小学校時代にスキーに行く、というイベントの裏に潜む、繊細で、複雑な事情がちょっとだけ分かるようになり、その思惑に共感を覚えることもできるようになる。これを人は成長と呼ぶのだろうか。ただ、奇しくも、そうやって分かるようになったときには、そのときは戻ってこない。

もうちょっと、そのときの母親の気持ちや父親の気持ちを分かっていれば、もっと違うように振舞ったかもしれないし、もっと感謝の気持ちをもってスキーをできたのかもしれないけど、そうやって、過去に時を戻すことはできない。まー、人はそうやって生きていくんですかねー!?

でも、今回みたいにスキーを楽しめた!と思ったという感情のルーツをたどってみると、小学校時代に母親が植えた種が自分の中で実ったともいえるかな、と思い、そうやって考えてみると、単にスキーが楽しかった、という以上の感慨を覚えるわけで、そんな思いからちょーっとまじめに書いてみました。

**


●すべるすべる

まあ、そんな日記事件からスキーに行かなくなったワタクシでしたが、なぜか高校生のときにスキーに行ったときには、すごく楽しいと感じました。大器ではないけど(?)、晩成なワタクシは、なぜか高校2年くらいのときに突然運動神経がぴょっ!とレベルアップし、全般的にスポーツが楽しめるようになりました。

ただ、大学生の冬にスキーに行ったとき、その翌年の司法試験に落ちまして

「スキーなんて行ってるから試験にも滑るのよ」


なーんていう、ありがたーいオコトバをいただきまして(笑)、それ以来、トラウマ?になってスキーに行ってませんでした(でも、お陰で(?)受かりましたが(笑))。

司法試験に受かってからもバックパック旅行に目が行ってしまい今回は結構久々だったのですが、今回のスキーについて書こうと思ったら、思いのほか脱線したので、次回に続けます。

(つづく)
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by sipoftip | 2008-02-13 04:37 | 旅行

目測を誤る



わりと仲いいと思っていた人(Kさん)がいた。
Kさんは、ちょっとキャリアに仕込みをしているらしい。

みんなと食事にしているときに、その話題になりかけて、さくっと話をそらされた。みんな一応、オトナなので、彼が言いたくないことは空気で分かったので、結局違う話題に。

その後、Kさんにこっそりと、メールで聞いてみた。

「で、(そのキャリアのために)今週末、何やるんですか?
教えてくださいよー。」


と若干砕けた感じで。帰ってきた答えは、

「お勉強です。」


の一行。もちろん、実現可能性が高くない段階においては、あまり人に言いたくないキャリアプランだってあるだろうし、その辺はもちろん分かる。

でも、自分として結構色々と打ち解けているつもりで、自分からはちょこちょこ話したりしていたし、そういうレベルで仲いいと思っていたので結構ショックだった(・・;)

もちろん、このブログでは、こちらに心を開いてくれた人とかも多くて、そういうつながりっていい!という趣旨のことを書いたりもしたけど、反対もときもあるんだなあ、と。

**

善意解釈してみると、キャリアのことって、結構みんな秘密にしがちかもしれない。

身近にも、いきなり政治家に立候補した人もいたり、ビジネスウーマンから国連職員になりますといって、突然会社をやめて留学した人もいる。

この二人も、

「実は・・・・・」

という形で公表まではまったく知らなかった。裏をかかれした。

そういう意味で、逆に僕みたいに、実現可能性もよく検討せずに(?→というわけではないのですが)キャリアについて、色々これやりたーい、とか書いたり、叫んだり(笑)しないのかなあ、と。

もちろん、キャリアだって何だって、意外性に欠けてるので「実は・・・」と公表してまわりを「あ!」と言わせた方が格好いい。だけど、オープンにすることで、アイデアが磨かれたり、アウトプットの段階で今まで見えなかったものが見えてくるとは思うのだけど。

そう、ともあれ、若干ですが、確かにショックを受けました。
そのKさんとの目測を完全に誤った感じ(><)まあ、それが本当かは今後の展開しだいですが。

まあ、こういう日もあるさ・・・・じゃ、今から夜行でスキーに行ってきます♪


******************

後日談

→その後、Kさんには教えてもらいました。でも、人との距離って難しいですね。でも、そんなに目測を正確に測るのって簡単なことじゃないと思うんです。大体の場合、微妙にずれていてもこれを顕在化させる出来事がないんでしょうね。

でも、刺激やインスピレーションをくれる人とは、できるだけ多く、距離を近めたいものです!
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by sipoftip | 2008-02-08 22:44 | 雑感

ラボの破片


「ラボの破片」・・・・私が勝手に気分でつけた名前です。深い意味はないですw
以前、もう一つブログを作ってみたというエントリをしましたが、そのブログの名前です、リンクに張ってあります。

そのブログは非公開にしてました。

手元の情報管理、日々のインプット、英単語とか、誰も読まないようなものだけを、五月雨に書く予定だったので非公開でいっかー、と思っていたからです。

でも、ちょっと考えを変えました。


●メモブログを公開してみた理由ー知識はフローで捉えるー

最近、本を読んだり、ニュースを見たりして、無数の情報が入ってきています、でも、それらの多くは自分の中で死蔵されてしまう。この状態は、ちょっともったいなくないか、もっと効率的にならないか、ということを考えていました。沢山情報が目の前を一度通りすぎるだけ。

重要な情報や仕事に使う情報は繰り返し目にしますが、それ以外は一度見るだけ、だけど、その中にも「超重要じゃないけど、ちょっと重要な情報」とかもある。だけど、それって、1回みたりしただけじゃわすれちゃうよね、というのが悩みでした。

そこで、出口を想定していない知識は忘れやすいのではないか?と考えてみました。

知識を覚える、知識を蓄えるってよくいいますが、知識って自分の中に止まるものじゃあない。自分の中に入った知識は、インプットした後に、それが外にアウトプットされてこそ磨かれ、洗練されるものと考えています。

要するに、覚える、という行為は、それだけで自己完結するんじゃなくて、それは「表現する」という行為の準備という側面もあるということです。

知識や情報が自分の中にインプットされるとき、自分はエンドにいない。その後、アウトプットされことを考えれば、知識・情報はフローとして捉えられるべきであり、その真ん中に自分を位置づける、そういった考え方をした方が結果として、自分に蓄積される知識(正確には、情報を分析し、外に発信するためのスキル)の質(クオリティ)を高めることにつながるんじゃないかな、と仮説を立ててみました。

もちろん、リンクのメモは、依然誰かが読むことは想定していませんが、一応(形式的には)公開とすることで、自分が何か知識・情報を得るときに、「バーチャルにはアウトプットされる場」を意識できるようになります。(ある意味で、自分を騙しているわけです(笑)。)

そうやって、何とか自分の中にとめどなく入ってくる知識・情報をもう少し効率的に利用・ストックできないだろうか、と考え、試しに作ってみたのが、この「ラボの破片」です。



●何を書こうかー専門外のことー

仕事と関係ある知識・情報はアウトプットの場があり、特にそのようなバーチャルな空間を必要としていません。だから、自分が必ずしも得意でない領域の知識・情報を念頭においています。

だから、別ブログ「ラボの破片」の記載は、自分にしかわからない形で書いたり、とってもプリミティブなことも沢山書くと思います。でも、結果として自分のレベルアップに貢献するか、仮説の検証結果をおってエントリしようと思います。

そういった経緯で、「ラボの破片」がリンクに加わったわけです。

こちらのブログは、引き続き、基本的にインスピレーションを感じたものを適宜アップする予定ですので、よろしくお願いしまーすw
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by sipoftip | 2008-02-07 13:54 | 雑感