カテゴリ:雑感( 135 )

ひっこし



パリにいまーす。気分的にちょっとブログを変えてみようと思います。とりあえず、エキサイトブログにしましたー。が、気が向けば別のブログに変えてしまうかもしれません。

よろしければ、今後はこちらでお願いしますっ!
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by sipoftip | 2009-07-28 08:13 | 雑感

引きがいい-7月3日-



ビンゴとか宝くじはからっきしだめだ。まったくと言ってよいほど、当たったことがない。
そういう意味で、引きが良かったことはない。

さらに、今までを振り返っても、運が良かったからできた、と思い返すことはほとんどないような気がする。
少ないながらも、今まで出した結果については、相応の原因がちゃんとあって、それを意識的に説明できる場合がほとんどな気がする。だから、「俺は引きがいい!」と思ったことは、あまり多くないだろう。



だけど、神様がそんな俺を見かねてかどうかはわからない。だけれども、引きがいい場面もあるようだ。


     *    *    *



ボストンでは、海外からの留学生がアメリカのカルチャーに溶け込めるように、留学生をホストするボランティア活動があって、「とりあえず、現地の人とも知り合えるならハローウィンとか楽しそー」とか思って申し込んでみた。申込用紙に趣味とか経歴とかを書き、学校側がそれとマッチするようなホストを引き合わせるシステム。

先日、そのホストから紹介文が送られてきた。「地域の人々と溶け込む」って書いてあったから、すごいローカルなおっちゃんが出てくるのかなー、とか思っていた。。。。。(たとえば、セックスピストルズが大好きで、ハーレーに乗ることを夢見て、毎日工場から帰ってくると、ビールを飲みながらアメフトを見て、自分の裏庭の芝がちゃんと刈られていることを誰よりも気にして、それを誇りに思う、そんな典型的なアメリカ人。)

だけど、蓋を開けてみて、びっくり。

MIT→某大手コンサル→HBS→コンサル→起業&売却→起業→半引退+エンジェル投資家兼ベンチャーキャピタリスト

とのこと。奥様もコロンビアで博士号取得のようで、わお(++;)

典型的な成功の一類型でしょう、これは。とりあえず、自分の最近の興味範囲をかなりど真ん中で網羅しているので、かなりエキサイトしました。趣味がバックパッキング、トレッキングなど、結構そちらで気が合ったので、うまくマッチングされたのかも。引きがいいのす。この出会いをうまくキャリアに活かしていけたらな、と切に思います。


そう、引きがいいみたいなのです。




   *    *   *


かつてのホストファミリーからメールが来た。「いつボストンに来るんだい。僕たちも遊びに行くよ。
できるだけ多くの休暇を一緒に過ごしたいんだ。」

もう10年が経ち、ひさびさの再会。ここまで思ってくれるファミリーを持てたこと自体が奇跡に近い。


そう、引きがかなりいいみたいなのです。



   *    *    *


出発前夜。パッキングが全然終わらなくてぶっ倒れていたら、すこしマッサージをしてもらってしまった。
どう考えても、年齢的には僕がやってあげるべきものだろうに。ふと布団を持ち出してきた。


「いい布団が手に入ったの。なんか布団に水晶が入ってて、どうもこれで血流がすごく良くなるみたいなのよ。」


「えー、でも、なんか胡散臭いよー。てかさい、それって高いんでしょー?いくら払ったの?苦笑」


「そうねー、結構高かったわー。」


「またー、いつも何かそういう健康系にはまっているよね。前は気功だったし、その前にもハーブマッサージとか、いろいろ手を出しているじゃん。またそんなに沢山買っちゃって、うーん、まあ、お父さんがいいんならいいんだけどさ。それにしても、鴨っていうか何というか、うーん、まあ、いいけど。」


まるで、呑気にだまされちゃって、だめだなー、という口ぶりでちょっと言ってみた。
あたかも、暇でお金が余っている主婦が、果てしなく美容や健康を求めるように、いろいろと試してて、世の中であくせく働くサラリーマンが働いている間に、そうやってお金を使う人もいる、それはとっても優雅であるけど、それ以上に滑稽なことでもあるのだ、というような口調だったかもしれない。


すると、マッサージをしながら、「そう。確かに、いろいろと試してみているわ。でも、やってみて、それが本当に健康にいいな、と思ったら、是非ともそれをお父さんやあなたたちにも試してほしくて。だから、騙されているとか、いろいろ馬鹿にされるようなこともあるかもしれないけれど、やっぱり自分がいいと思ったものは、お父さんやあなたたちにもやってもらいたくて。」

しまった。心の中でつぶやいた。不器用である。とっても不器用である。だけど、その奥にあるものは代えがたい。


そう、とってもとっても引きがいいようなのです。

(おしまい)
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by sipoftip | 2009-07-03 21:21 | 雑感

ステップバック-6月9日-




知人が頑張っていて、すごく伸び伸びと成長しているようだ。
また、新たに一歩道を切り開いたみたい。


はあ、すごいなー、羨ましい。あんないい環境で伸び伸びとやれるなんて。昔はあまり距離を感じなくて、実際にそこまで変わらないはずなのに、なんであんなところまで行ってしまったんだろう。



目の前の仕事をしつつも、ふと目にした記事を見て、そう思った。これは、ある種の本能的な衝撃であり、あまり抑えようがない。それはある種の健全な競争心ともいえるのかもしれない。


そこで、少しテンションが下がり、仕事もあまり手につかなくなる。
メンタルなものが突然飛び込んできた場合、それを自分なりに消化して昇華しない限り、これはある程度仕方のないことなのだ。



じゃあ、どうやって消化し、昇華するのか?




今いる彼のポジションが、今僕がいるポジションと比べて随分と高いように見える。そう感じたときの感情は、うまく言い表せないけれど、単に「羨ましい」と「敗北感」と「悔しさ」と「虚しさ」がごちゃごちゃに混ざったような感じだ。別に今回初めてというわけではなく、今までもそういったことは何度となくあったかもしれないし、逆に、自分が他の人をそういう気持ちにさせてしまったこともあるだろう。

それは、行為というよりも現象であり、どちらかというと、その発生は自分でコントロールできない性質の事柄に属する。だから、そういう気持ちになってしまったこと自体は仕方のないことかな。



そう、だから、問題は、発生したそれをどうやって取り扱うかなのだと思う。



ふと考えてみる。


さっき、彼のいる場所(ポジション)が自分のそれよりも高いと感じてしまったけれど、
では自分はどこにいるのだろう?そうやって振り返ってみると、今の自分の立ち場所(ポジション)に至るまで
には長い長いまるでチューブのような直線があって、それらがつながってきて、自分が今の位置(ポジション)に立っているわけである。


じゃあ、今までの位置(ポジション)に至るまでのチューブのような直線の中身を見てみると、何が見えるだろうか?もちろん、無駄なこともあるし、非効率なこともあるけれど、自分のポジションにいたるまでの直線(経緯)を構成するチューブには、さまざまなものがぎっしりつまっていて、それが掛け替えのない自分を作っているのだな、と。無駄、非効率なものと書いてしまったけれど、無駄、非効率かどうかは一定の指標にしたがって(このため、他の指標を捨象して)暫定的に出した一つの結論に過ぎず、それが本当に無駄、非効率化はわからない。だって、意外にボーっと見ていた風景がすごく心に刻まれたりするしね。


そもそも、「今いる彼のポジションが、今僕がいるポジションと比べて随分と高いように見える。」と書いてしまったけれど、彼は高いところにいるんだろうか?高いって何?


単純な高さで比較できるほど世界は単純じゃない。
単なる3次元の世界ではなくて、X軸、Y軸、Z軸のほかにも様々な軸があるのだ。そして、それぞれの立ち位置に至るまでの直線のチューブに詰まったそれぞれの人生は、さして容易に比較できるものでもないし、逆に、それは他で代替できない自分の人生そのものなのだから、それは否定できないよなあ、と。

そう思って、自分のポジションと彼のポジションが優劣なく「違う」だけのものなのだ、と。こういう考えが、頭で理解するのではなく、すっと腑に落ちるようになった。


そこに至るまでメンタル面をコントロールできる、少しずつステップバックして、問いかけて、一つ間違えるとコンプレックスになりそうな毛玉を丁寧に解きほぐしてみる。


そうすると、また、心の調子は不思議と元に戻り、次の日常へと進んでいけるのだ。












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by sipoftip | 2009-06-10 01:34 | 雑感

Oh, Dear! Oh, Deer!-5月13日-




部屋の後輩君のカトーセンセー(仮)は、すごくまじめ。一見、まじめじゃないのでは?と思わせつつ、実は雀士なんだけど、それでも、すごくまじめなのだ。



先輩にうっかりため口を聞く後輩も多い中、非常に彼はマジメだ。思わず、カタブツなんじゃないかとおもってしまうくらい。



彼の話す英語はとてもシンプルで、かつ、素朴だ。マジメさがよく現われている。


元気でちゃきちゃきしているカレンとよくちぐはぐな会話をしている。

「カトーセンセー、イマ、イソガシイデスカ?」

「アイアムノットビージー」

「カトーセンセー、ワタシハ、シューマツ、オトコノコト、マチニ、アソビニイキマシタ」

「カレン、アイシンク、ユーハブ、メニーボーイフレンド」

「カトーセンセー、ソレハタイヘンデスネ、Oh Dear!」



そんな、カトーセンセー、いつも彼女とデートしている。


>カトーセンセー、今日フットサルいく?

いや、彼女とデートが・・・・

>カトーセンセー、週末にホームパーティー来る?

いや、彼女とデートが・・・・

>カトーセンセー、二次会いかない?

いや、彼女とデートが・・・・



そんな平穏な日々。

「カトーセンセー、キョウノ、シャツハカッコイイデス」


カトーセンセーが着ている紺のストライプが入った白シャツをさしてそう言った。


「ジスイズ、ア、プレゼント、フロム、マイエックスガールフレンド」


まったくいつもと同じ表情を保ちつつ、すごくマジメな口調で彼はそういった。


「・・・・・・・・・・カトー、センセー!!Oh,Dear!!Oh Dear!!」


この意外性、もはや天性。平凡な一日の一番のラインでした。Oh Dear!Oh Deer!

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by sipoftip | 2009-05-14 02:14 | 雑感

葉桜と原点-5月3日-


今日、朝起きたとき、まるで体中の細胞が再生しているかのような感覚をおぼえた。

すごい気持ちいい。

太陽の光も眩しいし。

目黒川の桜は散ってしまった。

桜が散る情景は、「儚い」ことのメタファーにされる場合もあるけれど、必ずしもそうじゃないと思う。

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桜が散る陰には葉桜が顔を出している。

だから、桜が散るのは儚いとしても、その陰には新たな誕生があるみたいだ。

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そんな葉桜のアーチの下をジョギングするのも悪くない。
葉桜がエネルギーに溢れていて、力強く祝福されているみたい。

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プールサイドにもツツジが咲いてきた。

体調が悪かったり、思い悩んだりすると思考が狭くずれてしまうことがあるけれど、こういった力みなぎる初夏に触れると、原点に返った気がして、自分がチューニングされる気がします(^^)

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by sipoftip | 2009-05-03 10:57 | 雑感

金曜日のイタズラ-4月30日-


しまった、今日は金曜日!家の前のクリーニング屋は休みだっ!
クローゼットにワイシャツがなーい(++;)

ぜんぶ、クリーニング屋に預けっぱなし。。。

あわてない、あわてない。

クローゼットからいつも着ないタイプのシャツを引っ張り出してみた。

淡い青色に細い茶色のストライプが入ったやつ。

着れるかな?

ちょっと袖が長いからあまり着てないんだよなー、これ。

でも、どのタイに合うんだろ?

まっ、今日は会議も入っていないし、いっかなー。

おっ、意外に悪くないじゃん。


・・・・その日はいつもより少しだけど遥かに清々しく過ごせた、小さなきっかけに感謝(++)


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by sipoftip | 2009-05-01 00:39 | 雑感

コミュニケーションを食する-4月25日-



あー、色々やることあるけど、仕事も忙しいし、週末にやろう!その時間もちゃんと確保してっ、とか思って、週末に時間を確保してみる。だけど、その確保した時間をどれだけ有効に使えているだろう?

いつもは仕事が忙しいとかいいとかいって、自分のために確保できる絶対的な時間数は少ないんだけど、逆にそれで週末時間を確保するために人とのコミュニケーションの量を減らしたりすると、栄養失調になってしまう。実際他愛のない瞬間でも、オフィスメートと笑ったり、どうでもいいおかしな話をしたり、そんな瞬間が意外な潤滑油としてすごく重要な位置を占めているだなあ、と。寂しがりやだからか。なんか調子でないんだよねー、はて?と思ったりする日に限って、意外にそれはコミュニケーションの少ない日だったりするのだ。

食べ過ぎるとそれは問題だけど、やはりコミュニケーション、それも上質なものが好物みたい、最近はわりといいものが食べれている気がしますっ(++)


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by sipoftip | 2009-04-26 01:48 | 雑感

夜道-4月24日-



少し早く帰れたある夜。どうも分からなくなってしまった。とりあえず、外に出なくては。多くの場合、感情だって考えだって、その前提となる枠組みに縛られている。その中で「自由に考える」とか「気持ちを推し量る」といっても、そうできることじゃない。そもそも、どうも部屋の空気は重苦しい。そんな思いが止まらなくなり、たまらず外に出た。夜道を散歩してみた。

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そこでは、部屋から持ち出したものはさておき、なにかと新しい発見がある。こういうときは、ふと立ち止まったときに見えるつぼみだって、これからの誕生をささやかに祝福しているみたい。そういうのを発見するのはささやかだけど、悪くない。

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ふと通りを見下ろしてみる。昼間は絶え間なく人が通っているような歩道橋も、たまらなく静かだ。普段は仕事をしていたりする、この夜の時間。自分のデスクを離れた場所で、どんな世界があるのか。とっても当たり前なことだけど、こうやって普段いるつもりの世界のすごい近い、だけどまったく違う世界を除いてみるのも悪くない。


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ふだん忙しく歩いていると、ぜったいに目に留まらないものだって目に入るし。



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そうやって、たまらなくなって外に出た自分は、一体どんな顔をして歩いているのだろう。あまり気にはならないし、気になったところでどうにかなるものでもないけれど、そうやって、もがいてみて、それを続けていると、伸ばした手が藁をつかめるような気がして。


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by sipoftip | 2009-04-25 03:24 | 雑感

八重桜-4月24日-


ソメイヨシノの淡く儚いピンクよりも、八重桜のしっかりと地に足についたピンクの方が見ていて深く落ち着く気がする。煌びやかな感じはしないけれど、あまりぶれない感じが好きだ。

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by sipoftip | 2009-04-25 03:06 | 雑感

Someiyoshino-4月19日-

いつもとはまるで様変わりした春の目黒川。小さな奇跡といっても言い過ぎじゃない気がする。

ふと小学校のときの教科書に書いてあったことを思い出した。

桜染めの着物を作るためには、開花寸前の桜の木の幹を煮て、生地を染めるんだって。木の皮には開花準備に向けたピンクの色素が沢山詰まっているらしい。周りからは見えなくても、桜は木全体で力いっぱい開花の準備をしているんだ、と。

外からは突然の奇跡に見えることにも理由があって、それは決して突然ではない。
身の回りのことだって、もっともっとそうやったメガネで見れるようになりたいし、それができるようになればなるほど面白い気がする。そして、外から見るだけよりも、中の変化に気付けるように。咲いた桜を見るのも良いけれど、それを咲かせる方がもっともっとわくわくするんだろう。


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by sipoftip | 2009-04-19 13:41 | 雑感