Englishman in New YorkとUnion(その1)-4月29日夜-




僕はスティングも好き。そして、それと同じくらい、Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピース)も好き。

実はスティングの楽曲では、「Englishman in New York」という曲が一番好きなのだが、
Black Eyed Peasは「Union」という曲でこれをアレンジしている。

Englishman in New Yorkを書いたスティングもすごいと思うけど、Unionを聞くたびに、
どういうインスピレーションを得たら、こんなアレンジできるんだろうと思う。


1.まずは、Englishman in New York


まず、Englishman in New Yorkから、ちょっと歌詞を見てみた。

ちなみに、Englishman in New Yorkは↓でどうぞ♪

・クリップだと、ここ


・ライブだと、ここここ






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曲は、全体として、「(I am )Englishman in New York」というテーマで貫かれている。
もちろん、ホームシックというのあるかもしれないけれども、そういった「寂しさ」では表現しきれない感情が詠われている(と僕は思う。)

ひょっとして、本当の気持ちは「誇り高き英国紳士」にしかわからないのかもしれない。

でも、別の国にいて外国人(フランス語だが、「エトランゼ」と言った方がここではしっくりくるかも)になっているときには、多かれ好くなかれ、似たような気持ちになるのかもしれない。


例えば、↓をみてみる。



I don't drink coffee I take tea my dear
I like my toast done on one side
And you can hear it in my accent when I talk
I'm an Englishman in New York

See me walking down Fifth Avenue
A walking cane here at my side
I take it everywhere I walk
I'm an Englishman in New York


「Englishman」であるという描写(トーストは片側しか焼かない、
coffeeよりもteaを飲む、杖を持って歩く)と、「in NY」という描写(「Fifth Avenue」とか、)
が交互に現れる。こうした細かい違いって、はじめて聞いたとき、なるほどねー、って思った。
次に紅茶を飲むときは、英国紳士を思い出しながら飲もうw

(*)杖(a walking cane)は「typical symbol of gentleman」なんだとか。

次にここ↓

If, "Manners maketh man" as someone said
Then he's the hero of the day
It takes a man to suffer ignorance and smile
Be yourself no matter what they say

Modesty, propriety can lead to notoriety
You could end up as the only one
Gentleness, sobriety are rare in this society
At night a candle's brighter than the sun


「Manners maketh man」は「礼節が人を作る」と訳されることもあるけど、
「Manners maketh man」の文化の中で、謙虚さ(Modesty=humble)、礼儀(propriety)、紳士であること(gentlenss)があってはじめて評価(notoriety)される
ところにいて、でもNYにくると、勝手が違う、ということかな。

↓この部分は、楽曲の時代的にベトナム戦争にのめりこむアメリカを暗に批判している
という読み方も可能かも!?

Takes more than combat gear to make a man
Takes more than a license for a gun
Confront your enemies, avoid them when you can
A gentleman will walk but never run


特に「combat gear(武装の用具)」「license for a gun」とかじゃあ、(紳士になるのに)
足りないよ、ということの隠喩だとか読めるかも?

「Confront your enemies, avoid them when you can」「A gentleman will walk but never run」という部分は、泥沼化したベトナム戦争におけるアメリカを暗に示唆していると読むのはちょっと深読みか。

単なる文化の違い(特にイギリスのめがねで見たアメリカ)という観点からも、結構面白いかな。

ちなみに、突然異文化に入ったときの孤独や、それ以上の複雑な思というのは、どの国の人にもありうること。そんなこんなで、アレンジが結構沢山ある。いずれも結構面白いです。


Shinehead-Jamaican in new york


Un Africain A Paris


Iranian in UK


関西人 in Tokyo 



さて、このテーマがUnion」では大きく姿を変えます。これについては次回アップしまーす。
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by sipoftip | 2008-04-30 02:13 | 音楽


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