夜道-4月24日-



少し早く帰れたある夜。どうも分からなくなってしまった。とりあえず、外に出なくては。多くの場合、感情だって考えだって、その前提となる枠組みに縛られている。その中で「自由に考える」とか「気持ちを推し量る」といっても、そうできることじゃない。そもそも、どうも部屋の空気は重苦しい。そんな思いが止まらなくなり、たまらず外に出た。夜道を散歩してみた。

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そこでは、部屋から持ち出したものはさておき、なにかと新しい発見がある。こういうときは、ふと立ち止まったときに見えるつぼみだって、これからの誕生をささやかに祝福しているみたい。そういうのを発見するのはささやかだけど、悪くない。

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ふと通りを見下ろしてみる。昼間は絶え間なく人が通っているような歩道橋も、たまらなく静かだ。普段は仕事をしていたりする、この夜の時間。自分のデスクを離れた場所で、どんな世界があるのか。とっても当たり前なことだけど、こうやって普段いるつもりの世界のすごい近い、だけどまったく違う世界を除いてみるのも悪くない。


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ふだん忙しく歩いていると、ぜったいに目に留まらないものだって目に入るし。



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そうやって、たまらなくなって外に出た自分は、一体どんな顔をして歩いているのだろう。あまり気にはならないし、気になったところでどうにかなるものでもないけれど、そうやって、もがいてみて、それを続けていると、伸ばした手が藁をつかめるような気がして。


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by sipoftip | 2009-04-25 03:24 | 雑感


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